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本のことを書いてあるブログ

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

江戸川乱歩作品集(途中)

江戸川乱歩作品集Iを読んでいます。ちょっと前から読み始め、短編数話を読み終えたあとで今日は「蟲」を読み終えました。 なんというか、江戸川乱歩の語り口って独特ですね。「これは、事実を元に書き起こした手記であり…」のように現実にあったもののように…

アッシャー家の崩壊、ウィリアム・ウィルスン/ポーエドガーアラン

●今日読み終えた本 ・アッシャー家の崩壊 ・ウィリアム・ウィルスン どちらもポーエドガー・アラン。 ●読みかけでウロウロしているもの ・斜陽(まんがで読破)/太宰治 ・嵐が丘/E・ブロンテ ほかコミックエッセイなどKindle Unlimitedでいろいろと待機し…

予知夢/東野圭吾

東野圭吾さんの予知夢読み終えました。 いつも書き込み過ぎて時間が山ほどかかってしまうため、さらっと感想を。 感想(自分勝手に) 最後の解説でもあったけれど、東野作品はオカルト+ミステリー+科学の融合している作品だそうです。礎となっているのはや…

iPhone XR 色々あってiPhoneの最新機器を買うはめになった。 前の機種は五年近く使っていたのだけど、そこからの進化が凄すぎて「何これ…?」なことがたくさんあった。 ●顔認証システム 新しいiPhoneは指紋認証ではなく顔認証になっている。わたしはこのこと…

吾輩は猫である/夏目漱石

吾輩は猫である/夏目漱石 おなじみの、まんがで読破シリーズ。もう何の抵抗もなく読んでいます。 これは原著で何度か挑戦していますが断念した記憶のある本です。タイトルがほかの夏目漱石作品よりも読みやすそうなのでたぶん手に取ったのだと思いますが、…

アンナ・カレーニナ/レフ・トルストイ

アンナ・カレーニナ/レフ・トルストイ またもや漫画で読破で読了。 「まんがで読破」シリーズなのですがAmazonアンリミテッドにて続々放出されています。今回チェックしてみたら「こころ」や「斜陽」なども追加されていました。要チェック! アンナ・カレー…

今日やっと、サカナクションのアルバムが届いた。 じつはこの日のことも兼ねてノートパソコンを新規購入していたわたしなのである。 ン十年くらいパソコンの「ぱ」の字にも関心がなくほしいとは考えていなかったのに、なんとなくほしくなってきたこの機会に…

江戸川乱歩/東野圭吾

江戸川乱歩作品集1/浜田雄介編 読みました。「江戸川乱歩」というともっとかしこまった小難しい小説をなぜか、イメージしていたのですがこの作品集はとりあえず読みやすく、読書初心者の自分でも楽しめています。 江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼…

ビブリア古書店の事件手帖④江戸川乱歩のこと

ビブリア古書店の時間手帖④ 読み終わりました。今回は謎解き多め、江戸川乱歩のシリーズが多く引用されていました。 『うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと』 江戸川乱歩の残した名言だそうですが、フィクションを作る、読む、楽しむことを少しでもする人なら理…

覚えておきたい極めつけの名句1000/角川文芸出版

風光りすなはちもののみな光る 湖(うみ)といふ大きな耳に閑古鳥/二句とも鷹羽狩行 じゃんけんで負けて蛍に生まれたの/池田澄子 7人がハイライトを引いていました。私もほかの本でも見かけたけれど、記憶に残っています。 魚籠の中しづかになりぬ月見草/…

容疑者Xの献身/シャーロックホームズからの金田一

容疑者Xの献身/東野圭吾 東野圭吾さん、すごいですね。本も沢山出されていて東野圭吾の棚を見にいけば「ズラーッ!」という感じで書店には並んでいますが、こんなに面白いとは知らなかった。 感想は沢山あるのですがとりあえずまとめを。 寝る時間を押しつ…

季節的なずれのこと

俳句を適当につくりながら、「夏っていつからなんだろう・・・?」みたいなことを考えていました。(おいおい) 俳句歳時記によると夏がちゃんと定義されていました。立夏(五月六日ごろ)から立秋(八月八日ごろ)前日までをいうのだそうです。 わたしの住…

インプット→アウトプット(読みまくる)

今読んでいるのは容疑者Xの献身です。はじめから面白かったものが物語のキモの部分に入ってますます面白くなってきた。しかし短歌、俳句が気になっているのとノートパソコンを買ったためアプリの整理、アカウントのログイン、文章の整理などしていたらあっと…

六月を奇麗な風の吹くことよ(正岡子規)

「本を読む時間がない」といいつつも、「今はじめる人のための俳句歳時記」は読んでいたりします。とくに巻末の「付録」なる部分は初心に対して俳句というもののキモをわかりやすく、また先人の句を例に説明してくれていてとても良い…! 今はじめる人のため…

店員さんに教えてもらいつつ、ノートパソコン買いました。わたしの要望は、見た目がカッコよくて文章作成、動画が見れるノートパソコン…ということで結局、これにした。 やっぱ使いたくなる道具が良いと思うんですよね。Kindleのデザインとかもけっこう気に…

心太アイスクリームと並びおり 心太食いたし床に寝転びて 春夏を待ちわびて首長き蝉 初夏かしら夏なのかしら北に居り 六月の暖かき頃子が育ち 同窓の知らぬばかりや蕗の薹 ◯俳句日記ー俳句のみで書いた日記。分からないまま考えつつ、手探りで書いている日記…

なぜだか、ミステリつづき(ビブリア古書店&モルグ街の殺人)

ビブリア古書店の事件手帖3 今回は、栞子さんの母親にまつわる話と古書の流通市場について、妹も多く登場。 ミステリはあまり読まないうえに、どんでん返しものもあまりピンと来ていないのですが、本にまつわる話を知りたくて読んでいる上では面白いです。…

春の馬きみよ正しく立ち上がれ 猫交る青い庭にて卵あゆむ 海があり白衣匂える町近し 三句、寝る前に読んだ歳時記の記憶をたよりに作りました。本当は読んでいて抜き書きしたかったのですが時間なし…「白衣」(?)の父の男盛りを知らず、の句がよかった。 女…

SNS漫画からパワーハラスメントを回復させる手段について考えた

セクハラ、パワハラ、いろんな「ハラスメント」が話題になる昨今です。 こういったワードはひとつの構造を思い浮かべやすいので便利で、濫用されることが多くあるものの権利の回復という面からして言えばメリットが多いかと思います。 言葉のニュアンスにつ…

続・俳句歳時記(調べる、作ってみる編)

文庫本で買った俳句歳時記ですが、わからない季語を調べたいとき、ぱっと引き出したいときに便利なようです。そして収録語数が多い。初心者の自分としては季語の膨大さにおどろくとともに「えっ?これって季語なの?」なるものを見つけてはこの歳時記をパラ…

このところ、最近どうしても気がついたら俳句&短歌の本をがっちりと手に持ち読んでいる自分がいる。 俳句の勉強のために、明日からNHK短歌を見てみることにした。それが楽しみで仕方がない。なんと、書店にテキストまで売っているではありませんか。 ここの…

少女漫画のことが、何故か気になった

少女漫画のことが何故か、気になった。それを、観察者として見た場合、なるほど…これは、少女A(主人公)が少年BやらCやらととにかく恋愛を繰り広げることをひとつの中心として物語を為しているのだな、と思った。 つまりその「基本形」を守っていれば少女漫…

俳句日記0603

ブラックバス囀りながら進化せり せっけんの包みかさかさ初夏は風 石鹸玉サーカスにドアが無数あり クロッカス雨後の畑に雀来る

俳句日記

黒こしょう爪の長きを紐解かず 親子連れ立ち止まりつつ春の蝉 駐禁の取締り人鰻食む 十個入り玉子提げるや沈丁花 残る鴨おまへの足掻きで目覚めけり ※訂正しました…