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本のことを書いてあるブログ

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

俳句日記ー貝合わせ

貝合わせ旧知人が旧石器ゆく/佐々木渉 最近、やってみたいこと ◯プレッツェルを作ってみたい 今読んでいる本で出てきたプレッツェルですがベーグルのように成形したものを液に付けてから焼くようなんですが、作り方がこちらにのってました。ドイツ人の太鼓…

俳句日記ー花曇り

毎日はそんな変わりない感じです。青空文庫にて本を読んだりもしています。 花曇りペン先の雨遠く降る/佐々木渉 土日は雷が鳴りながら荒れる天気という予報だったんですが、それほどでもなく曇った天気にぱらぱらと雨が降るくらいでした。ちょっとがっかり…

え…また?あっ、ハイ。俳句日記ー菫

反則あれども今日明日のごとすみれ咲く/佐々木渉 菫はかわいい見た目に似合わず繁殖力、生命力の強い花だそうです。くるっとした花弁がかわいらしい。 別名も沢山あります。春に咲く植物界のアイドル、あだ名は太郎坊、本名は…?(tenki.jpサプリ 2015年03月…

種田山頭火と尾崎放哉を読む/ついでに俳句日記

黄水仙飼い犬が風を打ってゐる/ささき わたる 散歩中にたくさん咲いている水仙の花、ラッパみたいでかわいいですね。 …調べてみると、「水仙」は冬の季語でした。寒さにも強く、冬〜春に咲くのだとか。 「黄水仙」だと春の季語となるようです。黄スイセンの…

俳句日記ー春の雨

春の雨フード被りて花も人/佐々木渉 今日はこちらはずっと雨です。ひさしぶりに雨だと気持ちがよいですね。 朝天気が曇り始めた時くらいから、ざーっと雨降れば良いなあと思ってました。 この間眼科に行ったのですが営業している店舗以外の部分が真っ暗で、…

俳句日記ー春眠

春眠やふつうの声でさはらと云う 今日はスーパーにてladybourdenと野菜のパピコを買って来ました。けっこう冷凍食品とかが売り切れて来てますね。朝行ったスーパーも夕方行くとけっこうスカスカになっていました。わたしはけっこう傍観してる感じだったんで…

俳句日記ー木蓮

眼のおくのおくに木蓮ひとつずつ/佐々木 渉 最近、ウォーキングをしている最中に足が痛くなってきたので本を購入してストレッチすることにしているのですが、だんだんと良くなって来ました。聞くところによると坐骨神経痛だったようです。 ウォーキングとス…

トルコで私も考えた/高橋由佳利

若松や風呂水に垢浮きしもの/佐々木 渉 「一握の砂」読み終わりました。 それから、今日はこちらを読んだりしてました。トルコで私も考えた 6 トルコ料理屋編 (集英社文庫―コミック版)作者:高橋 由佳利発売日: 2015/11/18メディア: 文庫トルコ行きたいです…

四月十三日啄木忌/一握の砂

はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る 不来方のお城の草に寝ころびて空に吸はれし十五の心 石川啄木 - Wikipedia 四月十三日は啄木忌です。少し遅れてしまいましたが…、俳句に詠み込もうと思い、その前に有名な一握の砂を読んでからに…

俳句日記/逃げ水

逃げ水やカメラレンズでふとわらう/ささき わたる よく晴れた日の熱せられたアスファルト路面に、水溜りができたように見える蜃気楼現象。地表近くの気温が非常に高くなり、空気の上下層に密度の濃淡が生じるため、光が屈折して起こる。古来、武蔵野の逃げ…

俳句日記ー黄砂

内しろき茶器の口まで黄砂付く/佐々木 渉

俳句日記/春の草

あっ鳴いた春の草から鳥出でて/佐々木 渉 春ですね。ホタテ

俳句日記ー車組む/芥川龍之介

鳩綿毛気を取られつつ車組む/ささき わたる 今日は芥川龍之介全集を購入したのでそれを読んでいました。 小説以外にも作者の読書記録、短歌、随筆など収録されて面白いです。 あいうえお順に収められているので、作者が不意に話し始めたような印象があって…

俳句日記/蟻穴を出づ

蟻穴を出で埃の陽掴み来て/ささき わたる 本を読んでないので書くことがないのですが。最近は暖かくなってきました。 といってもこちらは日中が10度前後くらいで、朝、夕はまだ冷え込んで雪が降ったりしています。けどいつもなら四月は雪が溶けてベチャベ…

俳句日記ー外套脱ぐ/恋愛曲線

春陰や折り紙を指押して立つ 不燃物処理めいて午後外套脱ぐ/ささき わたる 一つ根に分かれ浮く葉や春の水/高浜虚子 虹立ちて忽ち君のある如し/高浜虚子 今、読んでいる本にしばしば高浜虚子が出てくるのですがやっぱり気になってしまいます。何か不思議と…

基本、だれも聞いてない

また行こう鍵煌くや水温む/ささき わたる 仕事の調子悪いとき、時間がないとき、よく、煮詰まりつつもまったく知らない普通の人の、普通の生活、普通の話が聞きたいなあと考えたりしていました。何かそういうときは、今いる場所が当たり前になってしまって…

新美南吉を読みました

花冷えやポットに布巾を君かけし/ささき わたる 今日は花冷えのようでした。雪も降っていましたが…コロナの情報が行き交っていて、ついSNSを開いて人の声を聴きたくなるんですが、案外知りたい情報は流れてはこないもの… じゃあ何を知りたかったんだみたい…

既に普及しているKindleについて、kawaiiの視点で話してみました

Kindleを使っているのですが、Kindleって良いですよね。電子機器で本を読むことにはじめは抵抗もあったのですが、わたしは本とKindleとわけて使っています。 本とは別物として使う。ディグる楽しみもあります わたしの場合は漫画は絶対本で読みます。無料期…

俳句日記ー東風

自転車は半球にあり風光る 東風吹いて五つ六つなる黒き家

陰翳礼讃…グチっぽくなる。

谷崎潤一郎/陰翳礼讃 読み終えました。序盤は日本家屋のことから始まり、廁、それから女性なども日本形式の美というのは陰翳、暗闇を含むものである…という谷崎潤一郎の持つ美意識に関する随筆です。 もともとの日本家屋というのは白い壁、蛍光灯で隅々まで…

実用書読む

麗かや障子の先に足伸びし 一円やほんの冷たき春の月/ささき わたる 今日は、午前中は実用書を読みました。「ムック」と言われるジャンルの本なのですが(雑誌みたいなやつ)こちらお値段が安い割には興味のあることがまとめて書かれてるのでわたしは結構買…

花福こざるさん「おもしろ植物図鑑」/俳句日記

ビル風の数式外に蝶を見し/ささきわたる 実際に見てはいないが…そろそろ蝶も飛んできそうな陽気になって来ました。初蝶といえば、高浜虚子の 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ こちらの句が有名ですね。 さて、コロナのニュースで毎日賑わっていますが、スーパーな…

谷崎潤一郎「刺青」を読みました/教育して叱ってくれの話

谷崎潤一郎「刺青」(漫画版にて)読みました。 こちらは、かなり前にダウンロードしたものの読んでいなかったもの… 谷崎潤一郎は痴人の愛を途中で断念して以来二冊目です。漫画かいというのはとりあえず置いておいて…、物語は、周囲からも最高の刺青彫り師…