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本のことを書いてあるブログ

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

海野十三「十八時の音楽浴」を読む/俳句など

春雨や檜は霜に焦げながら/芥川龍之介 飯塚書店の俳句文法入門は古本屋にて偶然購入した本なのですがこれは当たりでした。ここへ選ばれている引用句はどの句も秀逸です。 芥川龍之介の句も良いのが多いなと思って、あおぞら文庫にて歌集をダウンロードして…

俳句日記ー短靴

囀らぬ筒のひとつはみず色なる ハンカチの逆さいずこか花曇り 短靴の未だ踏まぬ山を超えし目よ 伊予柑へ指の脂を付けし昼 如月やスプーンの柄のごと速き 楽しく読んで学べれば良いんですが。なんだ鼻って???!けっこう予測変換には惑わされがちです。 養…

もしかして、SFなのかも?へまた戻って来る

最近買った本です進化しすぎた脳進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)作者:池谷 裕二発売日: 2007/01/19メディア: 新書池谷さんの著書は以前、たしか糸井重里氏と対談しているのを読んだことがあります。 こちらはニューヨー…

六条一間でたこ焼き焼きまくる

今日、知人と一緒にお昼ご飯を食べた。二人とも休みだったのでお昼は自宅でたこ焼きを焼いて食べた。もちろん、たこ焼き機を使ってである。このたこ焼き機、もともと家にはなかったのだけど知人がたこ焼きが大好きなため買うことになったもので、わたしの実…

江戸川乱歩名作選(新潮文庫)を読みました

江戸川乱歩名作選(新潮文庫)読み終わりました。江戸川乱歩名作選 (新潮文庫)作者:乱歩, 江戸川発売日: 2016/06/26メディア: 文庫 載っているのは、石榴 押絵と旅する男 目羅博士 人でなしの恋 白昼夢 踊る一寸法師 陰獣です。推理小説ももちろん、目羅博士…

江戸川乱歩「蜘蛛男」/ちくちくウニウニを読みました

今日、江戸川乱歩の蜘蛛男読み終わりました。蜘蛛男作者:江戸川 乱歩発売日: 2012/10/25メディア: Kindle版 江戸川乱歩を読むのは先日のものから引き続いて二冊目でしょうか。Kindle Unlimitedにて今、サービス内で読めるものに江戸川乱歩の作品がいくつかあ…

俳句日記ー花

左から右へ移るや帰り花 室咲きや手のひらほどの陽あたりし 寒の薔薇夢中の側に人おわす 風花やまたもふりしは昼かしら 冬の花でまとめてみました! 帰り花はギリギリな感じですね。 風花…空が晴れているのにちらつく雪、遠方から吹き飛ばされてきた雪のこと…

俳句日記ー寒鮒

寒鮒やよそとたまはる時しぐれ 風呂吹やすなはち今朝は林なる 北窓を塞ぎて線路の先見えし 最近、実家に帰ったのをきっかけに「科捜研の女」シリーズを見るようになったのですが面白いです。主演の沢口靖子さんがいつまでも変わらずに美しいため(いったいい…