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本のことを書いてあるブログ

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日記ー俳句つくってみた

「探偵ガリレオ」面白いです。この間、チェーンソーマン(少年ジャンプにて連載中)を見た時も思ったのだけど、キャラが作り込まれているものを見る時の楽しさみたいなものを感じる。小説の賞の募集でも「キャラ小説」みたいのは多くあった。 日本人は擬人化…

破壊(島崎藤村)/分析心理学・自我と無意識(ユング)

破戒/島崎藤村 また、まんがで読破シリーズです。身分制度が撤廃されたとはいえまだ人々の中ではその差別が色濃かった頃の、えたとされていた主人公の物語。主人公はえたの人たちが集う部落を抜け出し、かつての身分を隠しながら教師をしています。父親は息…

本読みました日記

まんがで読破シリーズ〜人間的な、あまりに人間的な/ニーチェ 読みました。善悪の概念を解体し、神を作り出す。自分の周りにある他者の用意した規定を取り除いてこそ新しい未来が開ける、ような話でドストエフスキーの神の考え方に繋がる部分もあったように…

あこがれの鼻血/さくらももこ

ちびまる子ちゃんの作者さくらももこの書いた漫画に「あこがれの鼻血」というのがあった。健康優良児の主人公(たぶん作者)が、幼稚園で鼻血を出す同じ組の子を見て「うらやましい…」とひそかにあこがれを感じ続ける、というお話。体の弱い子、それから姉が…

小説も、読んだ方がいい(日記)

俳句歳時記に高浜虚子の俳句が多数引用されていたので、青空文庫にて高浜虚子の本をダウンロードしました。 ◯俳句とはどんなものか ◯進むべき俳句の道 ◯五百五十句 ◯五百句 ◯俳句の作りよう そのほか、Kindle Unlimitedで「まんがで読破」シリーズを多数見つ…

まんがで読破 カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー作

まんがで読破 カラマーゾフの兄弟 カラマーゾフの兄弟―まんがで読破 作者: ドストエフスキー,バラエティアートワークス 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2008/01/01 メディア: 文庫 購入: 14人 クリック: 38回 この商品を含むブログ (41件) を見…

俳句歳時記を読みつづける/これまでつくった俳句

引き続き、「増強版 いちばんわかりやすい俳句歳時記」を読書中。 なま乾く馬糞うましや春の蝿/中島斌雄 蜂の尻ふはふはと針をさめけり/川端茅舎 一句目、自分からするとすごく俳句的だなーと感じます。川柳などのことはわかりませんが、今のところ、見て…

本読みました日記です

本読んだ日記 愚か者の身分/西尾潤 検索してみたところこれはKindle Unlimitedでしか配信していないみたいでした。以前読んだ池井戸潤さんの短編「なるへそ」もそんな感じで、読書アプリで探してみたけど見つからなかった… 反社会的な小説の雰囲気。ウシジ…

読んだ本/挫折した本0523

最近読んだ本、挫折した本など並べてみます。 カンガルー・ノート 読みました。感想もブログで書きました。 ビブリア古書店の事件簿 ①を読み終え、②に入りました。 作者の三上延さんはラノベ出身の方だそうで、たしかに読みやすい、起伏のある文体です。本に…

増強版 いちばんわかりやすい俳句歳時記/辻桃子・安部元気

増補版 いちばんわかりやすい俳句歳時記 「青麦」 突然ですが、これを見て一体どう感じるでしょうか。 わたしは文字をじっと見つめていると、その向こう、というか実際見ているのはわたしたちの目なので、その目の裏に「青い麦の葉っぱ」の映像が見えてくる…

今日、恐ろしいことが起こった。「10年前に書いたあなたのブログがリニューアルされた」というメールだった。正直、全く記憶がなかったためなにかの間違いではないかと思いながらも、リンクを踏んでみると、そこには「わたし」の人格をそのまんまトレース…

過程とともに好きになる本ー「小説は売れない」について、個人的に考えました

小説は売れない、儲からないの話 タイムラインで、「小説で食べていくのは難しい。そもそも、小説というのは理解されにくく、ハードカバーの単行本は売れにくい」という文脈のツイートを目にした。こういう話は、以前から目にしていた。そもそもわたし自身、…

カンガルー・ノート/安部公房

カンガルー・ノート/安部公房 カンガルー・ノート (新潮文庫) 作者: 安部公房 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1995/01/30 メディア: 文庫 購入: 1人 クリック: 35回 この商品を含むブログ (51件) を見る 読みおわりました。ある朝、脛から「かいわれ大根…

喰ったらヤバいいきもの(平坂寛)読みました

喰ったらヤバいいきもの/平坂寛さん、とは… 喰ったらヤバいいきもの 作者: 平坂寛 出版社/メーカー: 主婦と生活社 発売日: 2017/07/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (1件) を見る 生物ライターの平坂さん、わたしが初めてみたの…

考えてみた、金縛りと幽霊について

幽霊が出るときの法則 昨日読んだ本で、幽霊の出る時間のことが書かれていた。 それによると、幽霊の出るときの感じというのは決まっていて、まず、風が吹くこと、それからなんだったか忘れたんだけど、とにかく予兆があるそうだ。 そうして近くにぼんやりと…

グーグーだって猫である/大島弓子

Kindle Unlimitedで提供されていた「グーグーだって猫である四〜六巻」を読みました。 グーグーだって猫である (6) (角川文庫) 作者: 大島弓子 出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店 発売日: 2014/06/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 大島弓子…

銀河の死なない子供たちへ/施川ユウキ

銀河の死なない子供たちへ/施川ユウキ 永遠の命を持つ子どもと、そうでない人間一人のものがたり。 施川さんの漫画はバーナード嬢曰く。しか読んだことがないのですがキャラ同士のかけあいがほっこりする感じがあること、それからキャラの感情に共感してし…

今度、ジャケット買いしたい本

ツイッターの方でもつぶやきましたが、気になるけどまだ買ってないシリーズです。これは、ジャケ買いシリーズです。 綿矢りさ しょうがの味は熱い (文春文庫) 作者: 綿矢りさ 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2015/06/05 メディア: Kindle版 この商品を含…

売れる本についての勝手な憶測

※今回は、憶測でものを言っています。 読書記録ではないけど、本のことについて。本屋大賞というのがある。 本屋大賞(ほんやたいしょう)とは2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞である。 一般に、日本国内の文学賞は、主催が…

ホリエモン「拝金」を読んだ

ホリエモン「拝金」を読んだ Amazonのレビューではホリエモンの例の事件のことが書かれているとあって、そう思い読んでみたけどまるまんまで書かれているわけではなく、具象というかデフォルメや色んな仕掛けがあり単なる自己主張のための私小説では終わって…