最近読んだ本、挫折した本など並べてみます。
カンガルー・ノート
読みました。感想もブログで書きました。
ビブリア古書店の事件簿
①を読み終え、②に入りました。
作者の三上延さんはラノベ出身の方だそうで、たしかに読みやすい、起伏のある文体です。本に対する知識も入って来るのでためになります。
②には①で登場した登場人物がそのままで出てくるような感じでした。
読んだ直後は「自己啓発本に似てる」と感じていたのですが読んだあと、意外と自分のなかに感触が残っているように思います。運命を掴み取る方法、それを感覚でやるという部分。目をつぶって飛び込む…みたいな感じかな?クリスタルガラス、賢者の石、などなど。物語とひとの感情を通して語られると印象に残る。
少女ポリアンナ
これはとりあえずおやすみ。
読んでいて、おさるのジョージを見ている時の感触がしてしまうのは、わたしが大人になってしまったからだろうか。と、もやもやしてきたので読書感想サイトでちょっと検索してみました。
うーんなるほど。そもそも、児童文学ですから、これを小説として楽しむのではなく「伝えたいとこ」を掴むための手段として読む、という意識を置けば良かったのかもしれない。
それと、そこでポリアンナ症候群という言葉を見つけました。
定かではないけれど、スノウ夫人と長身の男性との絡みはちょっとポリアンナを推し過ぎて現実感に欠けていたのかな、という印象。その後どう展開していくかを見ていないのでなんとも言えない部分ではあります。
けれどこういった外国の児童文学は色々ありますが「少女が一人で、別宅に来る」という始まりは結構多いのかもしれない。物語が、はじまるな〜という感じはします。
小熊秀雄の詩と時代
青空文庫で小熊秀雄さんの短歌にはまったため購入。よい作家と、それを知らしめる仕組み、それから人の影なる努力というものを垣間見ました。小熊さんは北海道の方です。北海道の芸術というのがあまり認知されていないような感じがしますが、小熊さんの短歌はとてもいい。さらりとして、叙情が濃すぎないので万人受けするものだと思います。北国の場合「なんとなーく、アンニュイ。繊細」なイメージ。皆さんはどうですか。
(北国っていうか小熊秀雄の印象かもしれない。)
不思議屋/ダイヤモンドのレンズ
5割読みました。生物的、心情的なちょっとおたくなテイストが面白かったのですが語り手がだんだんとウルサくなってきた感じはする…その「感じはする」で滞っている。
っていうか、いちいちうるせーな私は。
わたしもたまにあるけど、喋っているうちに筋肉がムキムキしてくる感じを感知したら「あっ、いま、しゃべるのやめておこ!」って引っ込んだ方が良さそうですね。ムキムキしてるときにとにかくうるせえやつって思われがちで、あの人からもう飲み会に誘われくれなくなったのはその回が原因だったりもします。なんでムキムキしてしまうんだろう?
…各界の著名なる巨匠たちって、見ているととにかく楽しそうっていうのがあるように思います。その、「楽しい」が変質してきたら疲れてたり、何かが足りないと訴えたかったりするのかもしれず、それは危険信号なのかもしれません。
はい。
ふつうがえらい
佐野洋子さんのエッセイ。これは、元気がないときに少しずつ読みたいので読むスピードをセーブ。
助けられてます。
今日はAmazon unlimitedをひさびさに整理した。読み始めは
愚か者の身分/西尾潤
イチから知りたい!論語の本/佐久協
嵐が丘/E・ブロンテ
嵐が丘はAmazonのレビューを参考にしてダウンロード。Amazonレビュー、それから評価、けっこうあてにして買ってると思う。ダメ出しも多いのがリアルな声に思える。