名前を付ける

本のことを書いてあるブログ

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

萩尾望都「残酷な神が支配する」を読みました

今日はこちらを読みました。残酷な神が支配する (3) (小学館文庫)作者:萩尾 望都出版社/メーカー: 小学館発売日: 2004/11/13メディア: 文庫 萩尾望都さんの漫画は一時期姉がハマっていた影響でトーマの心臓、半神などを読んだことがありますがこちらは初めて…

最近買った本ー終わった人(内館牧子)

最近は俳句、短歌に触れてたのですが買って来た本をここらでまとめておきたいと思います。 氷菓発売日: 2019/04/26メディア: Audible版 米澤さんの本が気になっていたので買いました。思っていたよりもライトノベルテイストで、会話に独特の感覚がありますね…

寺山修司青春歌集

煮ゆるジャムことにまはりが暗かりきまだ党の歌信ずる友に寺山修司青春歌集 (角川文庫)作者:寺山 修司出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2013/10/14メディア: Kindle版いま、寺山修司青春歌集を読んでいるんですが面白いです。 歌集、短歌と言っても色々なも…

俳句日記0221

冬眠の真中歯痒くふりし雪 冬ざれて親しみ深き人の服 冴ゆる湖語る君らの髭が濃き 小春にも遠からぬ誘い避けて行く 修復を出来ぬ程まで冴ゆる鉄 なんかもうわからなくなりました。写真でしめくくる… 寒いですがもうすぐ卒業シーズンですね。地面が見えてくる…

東野圭吾「私が彼を殺した」を読みました

東野圭吾/私が彼を殺した私が彼を殺した (講談社文庫)作者:東野 圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/03/15メディア: 文庫こちら、何やら気になるタイトルで手に取ってしまいました。 タイトル通りに、話の中で一人の男性が殺されます。殺された穂高は…

角田光代「笹の舟で海をわたる」を読みました

「不快感を覚える。あのときの飢餓感を思い出すのである。私もきっとこんなふうな顔でものを食べているに違いないと佐織は思う。必死すぎてうつろな顔で。」 笹の舟で海をわたる (新潮文庫)作者:角田 光代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/06/28メディア…

地雷が浅めに埋まっている件

俳句、短歌をしていて、古語に文語、口語の話はよく聞くところだと思う。 わたしはというと、これに対して特に信念はないのです。色々見てみて、良いなと思うのは万葉集だったり、古語ばりばりの短歌でもすきとおるような歌はたくさんある。 現代の短歌もい…

インフルエンザにかからない為に…手を洗う

この間、手を洗っていたら友人から「そんなに手、洗うの?」と言われてしまいました。わたしは根っから、衛生観念がぼやぼやな方の人間だと思っているのですが、確かに手を洗う習慣は、教育を受けるまではなかなか身につかなかった気がします。小学生の頃は…

バームクーヘンについて思うこと

バームクーヘンは多分、焼く→生地を付ける作業を何度も繰り返して作る手間暇のかかった贈答用に適したお菓子だと思う。わたしもこれまで何度か、気合の入ったバームクーヘンを食べてきたと思う。バームクーヘンはだいたい、「伝統千年 ドイツから引き継いで…