最近は俳句、短歌に触れてたのですが買って来た本をここらでまとめておきたいと思います。
米澤さんの本が気になっていたので買いました。思っていたよりもライトノベルテイストで、会話に独特の感覚がありますね。
ご存知中村文則さんのベストセラー。よく行く古本屋さんにずっとあったのですが、まだ買う時期じゃないと思っていたのを最近購入。中村さんがエモミについて書かれる方だとは思ってましたがちょっと主観がクドかったかなという印象です。次作は主観なしで良いと思います。
最近「執着」についていくつかの本を読んだのですがどれもこれもクドくて読んだあと除念が必要になるくらいでした。
湊かなえさんの著書二冊目です。ふらっと入った本屋さんで表紙が見えるように置いてあったので購入。湊かなえさんが人気があるのは知っていたのですが、読んでみて、文章が読みやすいのとそれでいてあちこちに自然と連れて行かれる心地よさがあるのかなと感じました。
これは完ぺきにわたしの趣味なのですが、一巻から読んでいます。かわいいです、子ども…
子どものかわいさって、いまはキャーッ抱きしめたい〜っていうのが多くあるように思うけど、内田春菊さんのエッセイはふとした瞬間だったり間が空いてる時の部分だったりで、当然とそこにいる感じがかわいいんですよね。読んでてそうそうってなります。
わたし的には次女さんが憎たらしくも愛らしい感じが知っている子と似ているので微笑ましく読んでいます。
こちらもわたしのおすすめの益田ミリさん。益田ミリさんの著書はたくさんありますがどれも名作です。ふわっとしてるようでいて、冗長な過去の小説よりよっぽど発見がある、ってわたしなんかは思うのですが…少なくともかなり影響は受けてます。
といいつつもこちら、内容的には「誰かと比べてマシ、と思うような人生ってどうなのだろう」なんていうふうに、あれこれと立ち止まってしまうような一見頼りのない生き方をする書店員の男性が主人公です。
こんなふうに迷い、悩み、自分の落としどころが分からないでいる人は沢山居ると思います。物語の中に存在する自分とは違う考えの誰かの人生を間接的に知ることで心が軽くなるような経験をすることができると思います。この中にいる主人公も、本を通していろいろな考え方を得ていきます。
へんに教訓的ではない、それが物語の強みなのかもしれませんね。伝えることなんてしなくとも、もう既にこちらはすべてを感じ取っているのだぞと。
何かこういう、太極拳的な生き方は注目を浴びることがあまりないかもしれないですが、いっそ命名すると良いのかもしれないですね。負けてるように見せてて、実はわたしがわたしの人生歩んでいるぞっていう人、付き合いやすいし強く思えないですか?
最近、冠婚葬祭が多くて死について考える機会が多い。ていうわけで買ってみました。どれだけ一生懸命頑張っていても、すべて終わりに対する動きでしかないんだなぁとある時気づくんですが、いろいろ読んでても明確な答えはまだ得られていません。なにか常に強烈に虚しい、ていう。お年頃なんですかね…
とりあえずミスチルの「未来」聴きまくっています。
- 作者:養老 孟司
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2017/11/16
- メディア: 新書
こんなのもあるんですね!
養老孟司さんの著書は死について書いてあるのが多く、悩みながらも並行して読んでいます。
- 作者:江戸川 乱歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1960/12/27
- メディア: 文庫
買いました。江戸川乱歩、ミステリの技巧もすごいのだろうなと思うんですがテーマ選びが特殊ですよね…双子とか、それでいてグロ過ぎはしないのではまる人が多そうです。
以上でダベリ終わりです。