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本のことを書いてあるブログ

海野十三「十八時の音楽浴」を読む/俳句など

春雨や檜は霜に焦げながら/芥川龍之介



飯塚書店の俳句文法入門は古本屋にて偶然購入した本なのですがこれは当たりでした。ここへ選ばれている引用句はどの句も秀逸です。
芥川龍之介の句も良いのが多いなと思って、あおぞら文庫にて歌集をダウンロードしてみたのですがなぜだかこちらは恋の歌だらけでちょっとびっくりしました。
同じく、買いもとめた飯塚書店の短歌の本もあるのですがこちらもとても良い…。良いのですが、短歌についてはちょっと偏りがあるのかもなあという感想でした。読んでて思ったのがわたしは結局、骨太の歌が好きなようだなということであった。

けどなんとなく、この歌読むような人が好きだな〜という感覚は人それぞれですし、それを見つける楽しみもありますね。(一時期本当に何読んでも何も感じない暗黒期みたいのはありましたが…)






それから、バーナード嬢曰く。で神林さんが読んでいたSF作家の海野十三「十八時の音楽浴」などをダウンロードしました。
読んでみましたが、面白かったです!文体が江戸川乱歩ぽくて読みやすい。あおぞら文庫にめぼしいものを見つけると嬉しくなります。こんなにもたくさんのものが埋まっててスマホでぱっと見られるあおぞら文庫、編集してくれている人に感謝、、、

あとは海野十三氏の火星兵団もダウンロード。バーナード嬢曰く。では作者の方がSF好きらしく他にもいろんなSF小説が紹介されてるのですが何故か、家に2巻しか見当たらない…。3巻まで買ったような気がしてたんだけど。

十八時の音楽浴

十八時の音楽浴


最近はやる気を出して俳句の本を読んだり短歌を作ったりしています。