最近買った本です
進化しすぎた脳
進化しすぎた脳―中高生と語る「大脳生理学」の最前線 (ブルーバックス)
- 作者:池谷 裕二
- 発売日: 2007/01/19
- メディア: 新書
池谷さんの著書は以前、たしか糸井重里氏と対談しているのを読んだことがあります。
こちらはニューヨークの高校生への講義を文章におこしたものらしく、読みやすい。あと、英語なためか明解ですよね。英語っていい。
- 作者:福岡 伸一
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: 新書
こちらもひとつ目もいま気になってるとこを知りたくて買ったのですが読んでいて途中から沼にはまりはじめた感覚…
軽いつづら
- 作者:丸谷 才一
- メディア: 文庫
それからKindleの方では
奇書の世界史
- 作者:三崎 律日
- 発売日: 2019/08/23
- メディア: 単行本
黄金仮面
江戸川乱歩は今のところはずれなしです!
ぬまがさワタリさんの生き物シリーズ
- 作者:ぬまがさワタリ
- 発売日: 2019/08/01
- メディア: 単行本
を読みました。
ぬまがさワタリさんはSNSでもこちらの生き物シリーズを更新されているそうなんですがYouTubeのゆっくり実況の方を彷彿とさせる語り口…
内容がすごく濃いです。虫に関しても動物に関しても、あれだけ動物奇想天外などを見て育っているのに知らなかったことだらけだったので、全く違う世界線が存在するのかと思ってしまいました。例えば無性生殖する動物の多さにびっくり。鳥もミルク出すなんてこと知ってましたか?いままでの常識は、ごくごく人間側の解釈とカテゴリで彩られてるものなんだなあと痛感しました。配偶者、いなくていいんかい!ていう。
今まで得て来た当たり前ってなんだったの????でいっぱいになりました。
おもしろいです。
その後、完全なる読書迷子になる
読書好きな人から色々とおすすめしてもらったのはいいけど、どれもこれも合わない…それで無理して読んでるみたいな状況に陥っていました。
◯◯◯◯、◯◯◯、◯◯◯◯、◯◯◯◯、そういう人気作家の王道のやつ、いま、一番売れてて映画化したり話題になっているやつ、とりあえず一般受けしてて皆が話してるようなやつ、周りについていくためにも読んでおかないとなあと思ったりもするのですが。なんていうか、今の日本の思想の流れとか、歴史のおさらいとか、そういうの解いていって最終的に何が出て来るのかというと文学界でのこの人達の立ち位置と関係性なんじゃないか?と思えてきたので、なんだか違う世界へ行きたくなってきます。
それでも面白かったり、好きな人のことであれば良いのかもしれませんが。
クラスターが違うというだけで共感を抱けない時点での暴露、吐露って、なんなんでしょうね。「なんでもかんでもとりあえず言いたい」っていうのはSNS文化から来てるのかもしれないと思ってしまってます。
自分の得意な部分、もしくは興味ある部分だけでよいのでは。
最近はエッセイ、実用書系を読んでいます。
結局、本を買うはSNSでビッグバンを起こしたものを買う、ではなくて自分ひとりで書店でディグるということになるのでしょう。
てわけで今はこちらを読んでいました。
読書について質問するとき、読書家と自称する人よりも変人と思う人から聞いた方が良いのかもしれないですね。文学的価値とか人気とか主流とか、個人がそれを読んでいる時間にとってはなんの価値もありません。わたしはわたしの血肉になるものが読みたいのである。
色々読んだり書いたりしていて、もしかするとSF方面が好きなのかな?と思って、こちらの漫画を思い出しました。
ネットなどでも調べられますが…
思えば江戸川乱歩もミステリというか、SFなところもありますよね。しかしSFというと宇宙がまず出て来るのはなぜなんだろう。サイエンスでなくてスペースなのか…???