少女漫画のことが何故か、気になった。それを、観察者として見た場合、なるほど…これは、少女A(主人公)が少年BやらCやらととにかく恋愛を繰り広げることをひとつの中心として物語を為しているのだな、と思った。
つまりその「基本形」を守っていれば少女漫画というのは「オーケイ、あなたは少女漫画です」と見做されるわけである。
そして多様化というのはマーケットが充実するために必要な進化への道筋なのである。
こちらは王道。
NANA、ママレードボーイとか失恋ショコラティエとかも王道であると思う。そういう点でいえば昔のりぼんで連載していたこどものおもちゃはかなり変わっていたのかもしれない。(なぜか分からないけど今日、こどものおもちゃのことを思い出していたというだけの話)
こちらが定型をはみ出したケース。未だ読んだことはない。
こちらも定型をはみ出したもの。
思うに、定型をはみ出すためには定型に気付き、打ち砕くという意思が無ければならないのだと思う。注意していただきたいのだが、このとき抱く「疑問」を反発心と受け取っていただきたくない。
生きとし生けるものみな、足元をみよ。その足元は誰が担っているのだ…!
読んだことはないけど、どういう事なのか知りたくて、買いそうになった。
考えるに、昔ジャンプでやっていた幕張とか王様の耳はロバとかも定型を死ぬほどいじりつくすみたいなところがあったと思います。「そもそも」っていうやつですね。「そもそも」
そういうわけで案①として、少女漫画の定型すれすれで認められるラインで、ラノベを書いてみるこころみについて考えていました。つまり、ちょっと無いんじゃない?でもなんか、見てみたいっていうやつを、とりあえずわたしはタイトルだけ並べてみようと思います。
①死ぬほどお堅き彼氏「拙者、化石でござる!」
→とにかく、あり得ないほどガードが硬くて、最早勝負にしかならない恋愛。
「はあ、はあ、やってやるわよ…!」
「撃ち返してやるぜよ!!」
どうでもいいだろ?、っていう。
②虫としか話さないオタク少女インセクトガール
→この間知ったのですが日本の古典「虫愛づる姫」をモチーフに風の谷のナウシカは作られたらしい。
書いてて気づいたけれどとにかく「恋愛に興味ない」というのを自分はひとつの構造として見出していたらしい。
逆にだけど「死ぬほど恋愛に興味ある」体みたいのも、探してみればあるような気がします。
「もう百人いるのに百一人目…」みたいな?
あとは「距離が一億キロ離れている」とか「日常言語が違う」とか…あっこれはときめきトゥナイトの池野恋の漫画でありましたね、確かキスしたら妊娠するみたいなやつ。
少年漫画ですが、ありました。帯によると、草食動物と肉食動物の共存(恋愛?)についてのお話。
これは気になる。
デカいキャラクターを入れてみる!
これぞ破調なり!
死ね!って言われそうな日記になってしまいました。「そんなのもう、とっくのむかしにあるよ」みたいな真面目な意見はできればやめてください。
以上です。