こんにちは。
ひさしぶりに本を借りてきましたのでメモしてみます。最近は本運が良いので読む気が湧いてきてます。
池谷さんの本前から読んでみたいと思ってました。出だしを読んでいて、けっこうばっさばっさと進んでいく…みたいな印象。暴れん坊本屋さん・完全版 ~平台の巻~ (ウィングス・コミックス)
- 作者:久世 番子
- 発売日: 2012/10/25
- メディア: コミック
- 作者:藤村 信
- 発売日: 1989/05/22
- メディア: 新書
古代文字のひみつ (1977年) (こどもノンフィクション〈14〉)
- 作者:亀山 竜樹
- メディア: -
子ども向けコーナーの「文字、文学」ジャンルは短歌俳句の本などもありますし、古本屋とか行ってもつい見てしまいます。内容も侮れないものが多いんですよね〜
◯読んだ本
大槻ケンヂさんの本読むのは初めてですが、わかる分かるの連続であっという間に読み終えてしまった。「サブカル」というジャンルを、知っているようで知らなかったわたしはなんとなく兄妹のこと思い出してました。うちの姉は結構サブカルな人だったんだな〜みたいな。わたしはギャグ漫画→少年漫画→いろいろみたいな方なので大島弓子、オザケンとかは知ってて好きだけどちょっと自分とは違うのかな?っていう感じだったのである。さらには映画も驚くべきほど観ていません、
ですが大槻さんのこちらのエッセイ、半生をまじえつつサブカルに触れ、バンドに触れてきたの経緯を書かれているのですが、一見自分語りにもなってしまいそうなのですが、エピソードがひとつひとつ面白い。自分で笑いをとるのがうまいのでなんていうか、読まされてしまいます。本当、大事なのって何にしても単純にそれがたのしくて面白いってことなんですよね。
それから、「こうあらねばならない」っていうことに対して大槻さんも、熱意やハングリーはあったとしてもまずそのジャンルの底上げをしたいという信念がなくてはならないと繰り返しおっしゃっていますが、そうだなあと思った。ただその「ねばならない」が強くなり過ぎて何においても鬱陶しくなってしまった人をたくさん知っているので、なんというかそれを担いつつも、対外的にはおおらかに見える大人としてなんだかカッコいいと思った。
自分も結構しつこくねちっこい文とかになりがちではあるんだけど後で見返して「トシだからだよ…」って思って一気に全削除したりとかしますね。歳とってくると本当劇的修正が必要な事って増えてくる。
あとはサブカル、あるいはそうでなくても水もののような仕事をしている人間が自分の根っこが不安定になりがちだったり、他人に影響を少なからず受けてしまうような部分も書かれていてやっぱりそういうものなんだろうなと思った。人の目に触れるっていうのは自己がブレてしまうっていうことでもあるんですよね。この辺は大槻さんに共感して読んでいました。
この本のタイトルは一見ふざけてるようにも見えますが…決して「一発当ててやる!」というのでもなく、鋭く自己分析しつつ、やれることをいち早くやり、人から選ばれるような性格、振る舞いをしているからこそ必要とされてる方で、決してラッキーというわけではないんだなあと感じて読んでいました。多分成功してる人って皆そうなんでしょうね。
大槻ケンヂさんの「サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きてく方法」読み終わりましたー。大槻さんのエッセイ初めてなんですが何か不思議と前向きになれる、、、😄一見とんとん拍子に見えて実は生まれながらのエンターテイナーな方なんですね。私も映画色々観てみようと思います❗️ #読了
— enpitsu_ko✏️ (@enpitsuko) 2020年9月16日