俳句を適当につくりながら、「夏っていつからなんだろう・・・?」みたいなことを考えていました。(おいおい)
俳句歳時記によると夏がちゃんと定義されていました。立夏(五月六日ごろ)から立秋(八月八日ごろ)前日までをいうのだそうです。
わたしの住んでいる地域は東京から離れているためこの基準とは微妙にずれているかもしれず、詠むときについ「ま、どっちでもいいか」となってしまうことがあったのですがこれは×っぽいですね。
でも本当にゴールデンウイーク中にまだ雪が残っていてコート着こむほどの強風が吹き荒れているみたいなこともよくあります。真冬にいる・・・みたいな。そんななかで「鶯や・・・」とは絶対にならない。
そういう思考回路で「テレビの中の鶯や」とかも考えたりしたけれど、これも何か使い古されていそうな感じがしてやめた。何かその「感覚のずれ」「メディア機関そのものを詠む」的なこころが。
というわけで「折衷案で詠む」みたいなことになりそうです。一般論を意識しつつ、風土も取り入れて詠む・・・。ちなみに今見た限りでは俳句は世界的なニュース、テレビから得た情報、たとえば政治のことを詠むのも消極的ではなさそうです。
このへんは、皆さんどうしているんでしょうか。
夏兆す曇りに箒ぼっと立ち
鶯やタッセルの色さまざまな糸
たぶん×ですね。つい詠んじゃいました。
何か、ぱっとしない天気です。