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本のことを書いてあるブログ

2019/5/4〜一年間の読書記事の大まかまとめです

ふと、自分の記事を読み返していたらこちらが上位にあがって来ていました。


容疑者Xの献身/シャーロックホームズからの金田一 - 名前を付ける


東野圭吾さんの容疑者Xの献身、間違いなく面白いのですが、記事の内容を読むと何を書こうとしてあるのかいまいち分からない。。
感想記事をメインに書いてるこちらですが、結構こういうことはよくありますね。「面白い、すごかった」みたいな気持ちが先行し過ぎてて、言葉が足りず内容が伝わってこないというもの。読んだあとの興奮が過ぎ去ってから読むとそれがよくわかりますねー。一度落ち着いて見直した方が良いなと思いました。

容疑者Xの献身」感想については今読んでみてから思ったのは、登場人物の動き方が現実に即しててリアルで、トリックの複雑さを暴いて行くという一般的なミステリーというより、人の「殺すことはできても、嘘をつき、その嘘を他人の前で突き通すということの難しさ」、つまり実感そのものに焦点をあててそれ自体をトリックにしたこと、それからそれを暴くうえで完璧に非のあると言い切れない容疑者を追い詰めて行くうえでの哲学が交差するさま、それが人間ドラマになっていたという面白さ、新しさがあったと言いたかったんだと思います。



何か他の記事を読んでたら自分の語り手としての自意識のぶれ的なのがあったりして面映いの最強バージョンが襲いかかってきていた。





ってわけで、…結構読書感想の小まとめ的なものを作ってみようと思い立ちました。


以下、まとめです。




羊達の沈黙/やめさせることはできないについて - 名前を付ける

「羊達の沈黙」は最近の読書で一番面白く好みにあっていました。



角田光代「笹の舟で海をわたる」を読みました - 名前を付ける

角田光代さんは毎回、読み終えたっていう充足感があります。



高浜虚子「五百句」をふたたび読む(前半) - 名前を付ける

個人的に読んでいただきたいまとめ。
高浜虚子が好きです。



嵐が丘を読みました - 名前を付ける

嵐が丘」面白そうですね。



三四郎(漫画で読破シリーズ)と今更神経衰弱することについて - 名前を付ける

三四郎(漫画版)に対する感想。



なぜだか、ミステリつづき(ビブリア古書店&モルグ街の殺人) - 名前を付ける



破壊(島崎藤村)/分析心理学・自我と無意識(ユング) - 名前を付ける

ユングの理論、それから漫画もとても面白かったです。


まんがで読破 カラマーゾフの兄弟/ドストエフスキー作 - 名前を付ける

有名な小説。こちらも漫画で読みました。


読んだ本/挫折した本0523 - 名前を付ける


売れる本についての勝手な憶測 - 名前を付ける

けどこれを書いて以後わたしより百倍くらい読書家の人から「たしかに本屋大賞にはムラがある」と聞いたので自信を得たのである。


最近読んだ本まとめです1217 - 名前を付ける

R帝国、エイジハラスメントなどなど。
この頃の読書ペース…!








以上です!




記事を書いていて気づいたのですがこのブログ、開設してからちょうど一年経過するところだったみたいです。







記事まとめ、気が向いたらまたやります。