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本のことを書いてあるブログ

俳句日記ー雪しまき

雪しまき冷たき朝の常夜灯




思惑にも飽きて枯れ野の雪帽子




水涸るる手には蜜柑の筋置きて




凍土のこの程説きぬいての口




姉嫁ぎ担がれし花の布団かな






最近、古語文法の本を読んでいるのですが、ずっと読んでいるうち外を歩いたりなどしている時にも頭の中が古語だらけ…みたくなっている状態の時がある。こういう時に、よい思いつきがあれば自然と、古語で句が(歌が)読めそうな感じがした。
口語でも歌を作るけれど、古語と口語だと考えていることが大分違う。自転車と歩きくらいは違うと思う。これは、感覚的にはもはや外国語なのだと感じる。だから、違うパターンで詠んでいて「あれっ、違うじゃーん」と言われたりしようものなら「ハア?じゃあテメエ、同時に二つ自分で詠んでみろや、あーん?同じじゃなかったら、どつくぞコラ」くらいは言ってしまいそうなくらい訳わからなくなっていると思う。

経験をもとに、もっと心を広く持ちたい。

古語はまだ使いこなせていないので、文法の本を多分何度か読み、使い、しないと身については来なさそうだと思う。こういうのは一時集中してしつこくやらないと身につかないと思うんですよね。けどわからないことだらけの向こうに楽しいことが詰まり過ぎてて楽しいです。