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本のことを書いてあるブログ

小説も読んでます12/3あと画集のはなし

こんばんは(⊃´▿` )⊃

先日読み始めた横溝正史さんの殺人鬼、読み終わりましていまは新しく「悪魔が来たりて笛を吹く」読み始めてます。

と、ここで坂の上の雲を読み終えていないことに気付く…
けっこうこんなふうにばたばた読んでしまいがちですが多分坂の上の雲は読み終えれると思います。

今日は短歌の本を読んでいました。伊藤一彦さん、それから渡辺松男さんのもの。
この辺のこと、読書メーターでも書きました。
読書メーターは思ったことふいに書き込めるので良いですね。読書好きそうな人からイイネもらえたりもするし(⊃´▿` )⊃
ついったーだと多くの人に読んでもらえるのがいいですが単純な溜まり場っていう感覚がないので…あとはたまにふと書いたことがワードでひっかかったのかご本人に読まれてたりしてびっくりします。
もちろん嬉しいことも多いが…
以前他の方もツイートしてましたが自分は基本的に「夢つくる職業」系の人のついったーはフォローしないようにしている。


というわけで読書メーターを使ってみている。
※余談ですがこの「夢つくる系の人…」について考えてたとき作った創作アカウントとかもあります。そこで、自分が創作家は、インターネットでこうあるべきと思ったツイートを吐き出したりしてます。
べつにそれが正しいかと言えば単純に悩みのるつぼでしかないんですが本当荒波をのぼっていく鮭みたいな思考してますね。

画集のはなし

あとはベルトモリゾとメアリーカサットの画集見終わりました。
二人に影響を与えているドガやコローの絵も載ってたり、同じ題材で男性画家が書いてるのと見比べたりできるのでたのしいです。例えばゆりかごと母親を題材にした絵を見てみても、モリゾの描いたものと男性の描いたものから読み取れるものってまったく違うものなんですよね。モリゾの方が叙情的で繊細で、けど男性の描いたものも目にしっくり飛び込んでくる色使いで構図もかっこいい。どっちが良い、とも言い切れないので本当この辺は、色々な感性があるから楽しめるんだなあーというところですね。
モリゾとカサットは家庭の風景を多く描いているのですが二人の描いた親子の絵は本当良いです。子育てひと段落した方が見てみるとなんか「ほっ」と出来るのでは。
けど明らかに、親子の確執などないような絵に付いても「冷たい、杓子定規な状況」とか「自画像は、モデルを雇えないから仕方なく自分をモデルにした」解説されているものもあったりして歴史に対するイメージでの発散が半端ないと思います。

あらたに…

次はジョン シンガー サージュン氏の画集をダウンロードしてみました。
印象派の画家なんですが初めて知りました。女の人の絵が綺麗でちょっと怖いんですよね。なんていうか写真みたい。
改めていろいろ見てみるとけっこう好きなものが変わったかも?
ドガ、モリゾ、カサット〜ゴッホはわかりやすくて、繰り返し見てるとこの絵好きだなーというのが湧いて来る。ゴーガンやセザンヌはなかなか難しくて入ってこない感じですね。ゴーガンは絵に湿度があり過ぎて飲み込みにくいと思いますしセザンヌは何か自分には全部同じに塗りつぶされているように見えてしまう。こういうのははじめから「おもしろがる」の精神で見てみると楽しいのかなと思ったりします。それぞれ、理解出来ないのが人間なのでよく分かんない人として観賞してみるのも手なのかも…その中で合う人がいればラッキー、て感じですね。
よく題材になる女性の絵ですが絵画の場合喜びや美しさだけでない感情も表現されていて、きれいでない人や歳を取った人間もたくさん描かれて居ます。群像をみる…て意味では現代小説よりもよっぽど多岐にわたっている気がします!
こういうのも芸術家としての欲としてあるんだろうなと思います。あくまでそれが、正確さを現したいの欲として。自画像を描くにしても、すこしでも表すってことをかじっていれば単純な思考でやってるわけがないってすぐに分かると思うんですけどね…ほんとに美や富、悦というもの、他人の人生、生き死にがそこにあるのに、金に取り付く虫のおこないをわざわざこの方面に来てまで見せられてるようで悲しくなる。

たしか江國香織さんがうまく解説されていましたがよくあそこまで読み取れるなあーって思いました。
こういうのも評価できる人が存在してこそなんでしょうネ(⊃´▿` )⊃

それでは早めにさようなら。