楽譜にはピリオドがなく葛湯ふく
冬山河キャベツを氷のように開く
四六時中道路の傷ひらき息白し
動物園にも花芽付かぬ日霜柱
雪催いクッキーの亀裂に見入る
このところ蜜柑がおごり朽ちていく
酒瓶の薄らに空かず冬館
冬枯れや院で針打つのを待てり
夜烏賊のはらわた漬けて蕪食へり
想いは生きるぱしゃぱしゃと冬日死ぬ時
〈後記〉
お待たせしました、俳句記録です。以前に引き続き、夏井いつきさんのワークもやっております。
とりあえず毎日作る!を目標につくりました。
まあ、日々勉強ですね。
いろいろ考えるのもノートが溜まっていくのもたのしいです。