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本のことを書いてあるブログ

急激にナイーヴになる。アラウンドフォーティーという世代

こんにちは( ^)o(^ )明日から10月ですね。



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何かここ最近の自分の思考をけっこうな割合で締めていることとして、自分も気づけば立派なアラウンドフォーティーの年頃になってきたなーということ。わりとそのことをよく考えています。

アラウンドフォーティーの話でひとつまず自分が思い出すのは、数年前に聞いていたオードリーのオールナイトニッポンでの話。あの時自分は若干35前後だったので、それについてはまだ他人事のような話だと思って聞いていたと思う。内容としては①白髪が生えて来た話②後輩に自分から声かけ、飯をおごる話③アラウンドフォーティーは人見知りなどしないという話
みたいな感じでだいたいそういう、年とともに推移してゆくポジショントークを単なる、おもろい話として聞いていた。

これまで仕事でもいろんなグループに所属するにしてもその中で一番年下というポジションで居ることがほとんどだった自分は、たとえば部活動などで身に着けるべき上下関係の必須事項みたいのがよくわかっていないところがある。たとえばこういうトークを自らしてくる年長者の人たちの気持ちなどそれほど考えたりなどしていなかったしフォローもそれほど入れずに聞き流していたように思う。こいつがいま話してたいんだろうな的に。

が・・・・これを迎えるにあたって、自分もその辺の感情に対してはかなりナイーブになっています。冗談で年だしって、ついうっかりすると言いたくなってしまったりするんですがそういうのってほんとに、言ってもどおしようもないことなんですよね。かといって面と向かって年だねって言われるのは当たり前に腹立つし、何も言わないのも「気づいてないの?」と思われそうで不安になる。たまに気遣って「そういうの関係ないと思うよ」と言われても逆に「何を知ってるっちゅーねん」的にムカついてしまったりする。単純に年を重ねているだけなのにここまでナイーブにならされる40、このことについては時々自分でもびっくりしてしまったりする。

この壁を超えていくにあたっては、30の時の比じゃないなと思った。わたしも考えてみたのですが、これは40代未体験の人に対して、自分だけ生まれて初めて執行猶予付きの刑期を初めて受けるくらいの感じはあると説明すればわかりやすいのじゃないかと思う。
仕事・・・・結婚・・・出産・・・すべてそういう、他人と自分を比べての経験値の差とかはわかりやすいけど、30後半になるともう体とかも保とうという意思がない限りはかぎりなくだらだらになってくる。これがまずキツい。ここまで明らかな加齢のメッセージを、はっきりいってわたしは受け取ったことがない・・・

仕事で人と会っていても思ったのは、10代20代はぱっと見で分かるけど、30代超えるとあとは個人の生活スタイルがそのまんま現れるなあという感じがするんですよね。
私の思うに加齢に来る原因はいろいろあるけど
○毎日の思考力
これはあると思います。なんか、傾向が顔に現れてきてそれが年として放出されてくる感じ。まあ自分も人の言えないんですけど・・・
○食事・酒
肌に出てきますし酒は身体が冷えるし腹も出てきます。みそ汁をちゃんと飲んだ方が良いです。
○衣服
服でかなりごまかせる

なので30は、仕事に向かってすごくがんばってやり、自己を確立していけばいいと思うんだけど、40前後となると迫りくる死・人生の終えておかなければならないステージ・世間から求められるポジションを若い人たちがイッパイいるなかで頑張って、自分が出来るのと出来ないのを考えつつ模索していかなければならないんです。

そういうナイーブになっているアラウンドフォーティーの人たちに向かって、若い人たちが本当に好き勝手に突っ込みを入れている姿、年末年始にけっこう見たんですがそのあたりはぜんぜん笑えていませんでした。
とりあえず言いたいのは、年を取っていくのは誰しも初めての経験ていうことです。だから、はっきりいって、加齢を迎える誰しもがそれがどういうことなのかよくわかっていない。手探りで、自分の経験の中から周りの人の年取り方を思い出してみたり、親とか、上司を思い浮かべてみるしかない。自分の親はもうかなり年を取っていて、うちの父も自分と性格がかなり似ているんですがもうまったく外出とかしなくなって足腰が立たなくなってしまってるらしいです。しかも病院も大嫌いなので歯とか目もかなり来てるらしい。まあ本当にそれが未来の自分の姿でしかないですよね。いやなくせとかアクみたいのってこの辺で一気に修正しておかないと、とも思うし、結局「うげえ」っていう感情をなかなかぬぐえなかったりはする。
いま思い返してみれば若い時ってどうして自分だけは年取るはずないって考えていたのかなと思う。なので上に書いた太線の部分、年長者と接するときは思い出してみてほしいです。誰しも訪れるアラウンド○○の壁を自分なりに受け止め、変遷をうまく遂げるみたいなのはなかなか難しそうです。







私の場合もいろいろと考えてました。そのうち明るい解決策として、

仕事ばかりをしまくらない(体力が激減するから)

周りに年長者を増やす(年下に囲まれていると劣等感とストレスがたまるから)

趣味を増やす(世界を広げてみる)


そんな感じでわたしの場合は、主に植物の世界に擦り寄って行ってる感じです。