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本のことを書いてあるブログ

雑草が…コワイ!

昨日は、アパート周りの雑草を抜いておりました。昨年はそれほどなかったような気がするんですが今年はどうしたことか、草が大豊作…
今年は五月からけっこう暖かかったのもあってか(いや、関係ないか)ボーボー、というより頑健な幹を持つ雑草が「それがどうした!」風にあちこちに生えてていて、やる前からこちらはぐったりしてしまうほどの成長ぶり。
一日でやるとへこたれると思って大家さんとともにだいたい1.5メートルずつくらい進んでくことにしました。

やり終えて、感想として「雑草は人の気分を滅入らせる」そういうものだと思いました。
やり終えてからの夕食、たまたまそこにあった植物図鑑を見ていたんですが、さっき引き抜いていた雑草が結構沢山載っていて思わず「ウゲエ」となる胃、食道たち。

わたしは、植物の本など読んでて、花は綺麗なのになぜ雑草は人を滅入らせるのか一瞬わからなくなったため考えてみた。



①とりあえず、人道というものが汚い

とりあえず、公道に糞尿やタバコのポイ捨て、それだけでなく時に生鮮食品のパック、コンビニの食べ残しパック、マスク、そういうものが週ごとに道に捨てられて居るのを見ているから汚いという認識がある。

たまに止めてある自転車のかごに飲んだ後のペットボトルとかを置いてくれて居る人とかがいるんだけどああいうのは不潔感とかよりも強大ななにかの意図に思えるのでやめてほしい。
確実にそういうのが人を滅入らせる。



②植物のフォルムは別問題として、茎と葉の部分が多い
さらに言うなら頑健過ぎて、太陽だけで陪乗に増える性質もあいまって凶悪に見えて来る。
花は手入れしないと咲かないことさえあるのに、なんだおまえたちは!
的な。

それ以後フォルムすら無理になる。



③根っこに変な虫が沢山いる

これは、けっこう大きめの雑草の群れと接して気付いたことだが、そこは「温床」になって居るのである。だいたい出てくるのは、わらじ虫、ダンゴムシ、蜘蛛など、天国には居なさそうなタイプの虫。それが、「ワーッ!ワーッ!ワーッ!」って感じで飛び出してくる。



④土が臭い

これはイメージでしかないけど、以上の経験を経た後で家周りの土の匂いを嗅ぐと臭く思えてくる。




以上です。
日々のお手入れって大事ですね。けど「やる」ってなるまでが長いんですよね…人って。


雑草のフォルムが凶悪、ということを書きましたが、花を見ていてもなかなかコワイフォルムのものって多くあります。
例えばガーベラなどは切り花にすると可愛いけど、咲いてるのを見ると緑の部分が密集して生えているのがたんぽぽ風にあってちょっとコワイ。

ガーベラとは - 育て方図鑑 | みんなの趣味の園芸 NHK出版

いま、わたしは背がひょろっとしてて風で揺れるような花が好み。
紫陽花もやっぱりあちこちで見るのきれいですよね。なんていうか、クレマチスなどもそうだけど葉だけでもきれいなのは人間世界からの好みと言い切ってしまってよいのだろうか。



植物=大人しくてかわいいものではない。雑草とは、例えばゲームでいうなら、攻撃力が弱いからと放って置いたらいつのにか覚醒してて城ごと破壊しているみたいなタイプのアバターだと思う。逆に言えば肥料や土に気を使って一生懸命に育てて家や部屋を飾ってゆくような花は、フェアリーみたいに回復しつつ気づけば他の種を駆逐してるみたいなタイプなのかも。
とりあえず、おまえゲームやり過ぎやろって感じなんですが。