名前を付ける

本のことを書いてあるブログ

体操のお兄さんが素直過ぎる

歌のお兄さんに続いて、たいそうのお兄さんが世代交代したことは記憶に新しい。今年の四月、なんと14年間も体操のお兄さんを続けていたよしおにいさんから、まことお兄さんにそれは引き継がれました。わたしも、人と人とのつながりでこれ(からだ⭐︎ダンダン体操)を見る機会がたまにあったりして、見てるんだけど、よしお兄さんは親しみが持てるお兄さんという感じだったのに対してまことお兄さんというのはスラッとしていてぱっと見「今時のイケメン」ふうなのである。

福尾誠 - Wikipedia

 

弘道お兄さん、それからよしお兄さんに親しんでいたわたしはこれを見て、「へー、すごいイケてる感じの人がきたなー」って思っていた。まことお兄さんはベテランだった、頼れる感じのまさお兄さんお比べても、なんとなく動きもイケている。そして若い。なんというか、まことお兄さんはそこに体操&「ダンス」の概念を吹き込んでくるのである。わたしはまことお兄さんの肌がピチピチすぎることから、彼はまだ二十代前半なのだと思っていた。(調べてみると、27歳でした)ふるまいも初々しく、たいそうのお姉さんが「スッ」となんの違和感もなく五年前からそこにいたかのように溶け込んでいるのに対して、ちょっとだけ気後れして「💦」がついてきそうな動きもなんだか爽やかだなーと思っていた。

…で、それも忘れて生きていた頃、またからだ⭐︎ダンダン体操に遭遇する機会があった。まことお兄さんはやはりイケていたし、以前の通りにやはり爽やかにそこにいたのであるが、今まであった「対 テレビ」「対 子供達(対 目前の視聴者)」「求められる俺 対 本来の俺による葛藤」というのがなくなったようで、より自然体らしくなった体操のお兄さんがいたのだった…が!わたしはそれをみていて、何故か分からないけれど、テレビの前で激しく一人恥ずかしくなってしまったのである。

そこにいたお兄さんは、爽やかで、親しみ持てる笑顔を振りまいていた。どうしてわたしはこんなに「まことお兄さん」に対して恥ずかしくなってしまったのだろうと考えてみた。それはおそらくだけど、わたしが最初そこに見ていたのは、居酒屋でアルバイト始めたての女の子(まこと)が、まだなかなか馴染めてない感じでいる感触だった。けど、それがたった三日もしないうち、こちらの理解が及ばないうち「まこと理解」の方はもっと進んでおり、そのなかでは多分、想像だけれどまことがちょっと色々悩んで落ち込んでたときに常連さんからアドバイスをもらったみたいなことがあり、スタッフや仲間と働くうちやっぱり、わたし向いてないかもって思ってたけど、昔から見ていた夢のために体全体ぶつけて、頑張ってみる!みたいな勢いの「世間へ向かって大ジャ〜ンプ!!」的な明るさを感じとっててしまったのである。

しかし本当にこれは「まことお兄さん」でなければ感じえなかったことだと思う。まことお兄さんの頑張りというのは何か「よく知ってる近所の男の子が部活動ではダンスしまくってるのを見た時のお婆ちゃんの素面の驚き」みたいな感じがある。分かります?何か…「見てしまった」的な…(何がだよ)

 

一応、誤解して欲しくないのだけど、わたしはまことお兄さんのことが好きだし、カッコいいと思っている。もちろん、先代のよしお兄さんに対して文句なども持ち合わせているはずもない。ともかく、けど本当に若さや純粋さって時々かなり眩しくて、自分のような特に役に立たないような恥ずかしがりを秘めている大人などが見た場合、何か意味不明なショックを受けるのだと思った。

 

 

※あと、今回記事を書くにあたって調べてみたWikiによると、まことお兄さんは体操の選手として活躍されてて、体操コーチとして五年ほど指導されていたそうなので、ここに書いてあることは全てわたしの妄想である可能性もあります。どうも失礼しました。

 

 

 

 

ところでこちら、見てください。

f:id:coooki:20191025173843j:image

 

きょうの料理のメニュー、「鹿のベリー煮」になっていますがここ数日北海道ではニュースで「街に溢れだす鹿」についての報道がたびたびあったりなどして、わたしは「最近、NHK攻めすぎじゃない?」と思ってしまったのであった。NHKのギャグって本当独特ですよね。ムックのウン十年熟成された毛の色みたいな感じで。