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本のことを書いてあるブログ

読書記録/エディプスの恋人

読書記録/エディプスの恋人

 

今日は、筒井康隆「エディプスの恋人」を読了。

エディプスというのはギリシア神話で父親殺しをする英雄オイディプスのこと。エディプスという単語をわたしは河合隼雄さんの本で知り、その辺の家族心理的なことに興味を惹かれて今回読んでみました。筒井康隆さんの本を読むのは初めてですが、文章、展開が明瞭なのと変わった仕掛けが多く一気に読み終わりました。

 

赤毛のアン〜児童文学いろいろ…

 

それから、たまたま寄った実家にて見つけた「赤毛のアン」をパラパラと読み始めたところ面白かったので持ち帰ることに。こういった児童文学、それほど読書親しんでこなかったため他に読んだのは「あしながおじさん」など…多分学生の頃に読んだのだと思います。「にんじん」は結構最近に読もうと思い買ったけれどはじめの意地悪のシーンに戸惑って途中で断念…そのころは「買ったなら一冊読み切る」みたいな意気込みがそれほどなかったように思う。そのことを思い出した。

で、思ったんだけどこういった外国の児童文学では孤児という設定はすごく人気があるのかもしれないですねー。秘密の花園、少女ポリアンナも、趣向は違えどおんなじ「孤児」からはじまる…でもそれもまた、これからはじまるという雰囲気が好きだったりします。