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本のことを書いてあるブログ

2020-01-15から1日間の記事一覧

俳句日記(三つ)

咲きなびく磁石ありげな雪催 暮れてなほ淡雪つづく平らの地 白妙のユニフォーム干す正月なり もっと詠めると思ったけど三句です。スポーツセンター→スーパーと徘徊しながら作ったのですが句に気を取られてると容易に自分が何をしてるのか分からなくなるので…

高浜虚子「五百句」をふたたび読む(後半)

白牡丹といふといへども紅ほのか 鶯や洞然として春霞洞然(とうぜん)とは - コトバンク 庭の石ほと動き湧く清水かな 雨風や最も萩をいたましむ 自らの老好もしや菊に立つ ものの芽のあらはれ出でし大事かな くづをれて団扇づかひの老尼かな 清閑にあれば月出…

高浜虚子「五百句」をふたたび読む(前半)

桐一葉日当たりながら落ちにけり 元朝の氷すてたり手水鉢 この後の古墳の月日椿かな 灯ともせば早そことべり灯取虫 烏飛んでそこに通草のありにけり 我を指す人の扇をにくみけり 棕櫚の花こぼれて掃くも五六日シュロ - Wikipedia暑に耐へて双親あるや水を打…