名前を付ける

本のことを書いてあるブログ

俳句日記ー花の昼

季題を代表する雪月花の一つ。「古今集」頃から、花といえば桜を表すようになった。植物としての桜の花を示すにとどまらず、春の華やぎや、花一般の美を象徴するものである。美しさのみならず,やがて滅んでゆくものに寄せる心も背景にあり、「もののあはれ」という思想を生み出した日本人の精神性に深く関わるもの。(今はじめる人のための俳句歳時期/角川学芸出版







父親の歯ブラシ倒れ花の昼







詠みました。


この季語、季語を代表する雪月花の一つでもあり、こんなふうな解説がされていましたが興味深いですね。多分、この事を忘れて詠んでいる人も多いと思います。わたしもこの文を読んでからハッとしました。











おまけ➡︎


https://note.com/wwtspp/n/nc6575d5e6d28
春へ、SOSをさようならで聴く


https://note.com/wwtspp/n/nc71974f8c950
短歌連作「さくら」佐々木渉


https://note.com/wwtspp/n/n8ce1124f6e23
「かおかくそうか」

春の風

こんにちは。
こちらは、春と言いつつもまだ木は葉も付けておらず風がビュービューと四方八方から吹いてる、そんな北国の春の感じです。








東風(こち)
早春に東から吹くやや荒く寒い感じの風。春吹く風の中で最も早い時期のもの。ふつうの春風の駘蕩とした感じとは違う。春を告げる風であり、「万葉集」では「あゆの風」と詠んでいる。


春の風
春の風は暖かくのどかに吹く。しかし、春の風には特別な風も多い。貝寄風、涅槃西風、彼岸西風など陰暦やその時期,方角によってさまざまな呼び名がある。

ー今はじめる人のための俳句歳時期(角川学芸出版)より






二十七種の食器洗剤春の風


腹痛に名前付かない東風吹いて






日記が思い付かないのでこれで終わりです。

愛でたいの気持ちー俳句への盛り上がり

こんにちは。
もう大分暖かくなり,ホームセンターにも風がビュービュー吹く中で春の苗が揃えられていました。
未だ今ならいろんな品揃えがあって珍しい苗など選んだり出来ますね。ちょっと経つと去年のようにもう値引きの品や人気のある多く出回るものばかりで埋め尽くされてしまいますが…!

f:id:coooki:20220417102949j:plain
f:id:coooki:20220417102952j:plain
f:id:coooki:20220417102946j:plain


みず色の靴下下ろすクロッカス





写真も撮って、俳句も詠んでみました。


四月に入り、体調も良くなってきたので色んな本読んだり外を歩いたりしてましたが(なにかがちがう…)そう感じつつ、自然とより親しむって言う行為にしては何かが足りて無い…みたいな気がしてましたが結局「句が詠みたい」「季語を調べたい」みたいな欲求なんだなと思いました。もはや、自己満足の領域なんですが、やっぱり個人的な趣味の傾向として,こう言うものを愛でたり育てたりする傍らで頭の世界でこねくり回して分かりたい,自分なりに遊びたいって言うのがあるのかもしれないです。去年ー一昨年は句が読みたいから季語を調べるみたいな逆の通り方としてやってる部分もそれはたしかに少なかずあったんですが、コロナも続いてて普通の日常が果てしなく遠くなる中でもっと根本的に寂しいっていう気持ちが湧いてきているせいで、外界の世界ともっともっと繋がりたい!自然と戯れたいっていう欲求が出てきてる感じがしてます。
自分はその欲求として色んなことがあると思いますが,第一段階でまずぬいぐるみを買ったり、猫を飼ったり、それはそれで満足なんですがだんだんおもに人間界でなくもっと土着というか自然の方にきもちが近づいてきてるなって感じがしています。ぬいぐるみは猫を飼う以前の一昨年頃に仕事で辛い事があるたびに買っていました。それは、30を過ぎて心情がもっと「母性」に傾いてきたことからなんだと自分は思ってました。
楽しいです。
そういった自分の主観上というかかくじつに満たされるアルファーみたいな存在もそれぞれにあるかと思います。

ていうわけでまた、色々読んだり調べて書いて自己満足したりしてみたいです。





f:id:coooki:20220417103815j:plain

iPhoneでどこまで映せるかやってみた

ちなみに、クロッカスの句ははじめは新調の下着ふかふかクロッカスだったんですがあまりに直接的過ぎるので語彙を変えました。