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本のことを書いてあるブログ

読んだ本まとめ…こういう本を読んでます。

最近読んだものまとめです。


何度か読みましたが再読み。
これは感想を読むより読む方が早いかなという本です。


この本では前半はユダヤ強制収容所からの生還者の証言を記述したもの、後半は強制収容所というシステムを作り最もそれを体現していったアイヒマンというドイツ人の生涯と裁判での記録描かれています。アイヒマンは凡庸で学問や就職にも失敗した人間でしたが、その彼がナチズムに傾倒していくさまは理解し難い苦難とは言い難い一見どこにでもありうるひとりの、出世欲にまみれた男として見受ける事が出来ます。
ナチズムという民族主義への陶酔は同時に他民族への嫌悪を含んでおり、あらゆる箇所に客観視された自己の民族性を投影したようなユダヤ人のずるさ…また、害などについて説明があります。それでも自身が優れていなければならないとして、劣性を証明する為だけに骨格標本として生首を求める軍の人間。とても人のする事とは思えません。「これが体現さえされなければ」と思うような人に潜む悪感情…スケープゴートや転嫁をもとになされる行為の数々、これに対してどのような感情を持てばよいのか体験して居なければ分かりません。


こちらの感想は読書メーターの方にも書いてあります。


家族のこと、それから恋愛についてまで。私たちが若い頃のダウンタウンって本当に唯一無二でしたもんね。確かにその場所から見ていれば今は面白い奴居ないって思えるだろうなと思いました。
面白かったです。


皆が知ってる1984年ですが小説の方がなかなか読み進められずこっちで読み終えました。こちらも阿Q正伝のように一度は読みたい本。


太平洋戦争について前線で戦った日本兵の生々しい描写がやわらかいイラストで描かれてあります。中身は骨太なので生半可では読めません。主人公は死んだ人の最期を記録する仕事を割り当てられたため、戦線にいながら仲間の肩身を集めたり、最期や名前を記録してゆきます。

人が死ぬとき、ただ単に死ぬだけ…ボロボロに砕け散って死んでゆく。だからそれを本土に伝えるときは美化して言わなければならない、その心の動きと戦争という強大なものに有無を言わさず飲み込まれていくいのちの恐ろしさを感じます。
わたしが感じたのは、でも綺麗なもの(美術、芸術)や信仰は人が生きていく上で必要なものだと言うこと。でもそれも、生きたいと一ミリでも思わないと、こういった死にものぐるいの中では見られないものなのかもしれません。人の精神は一体どこで必要になってくるのか。4巻くらいまでlimitedで読みました。

言わずと知れた苫米地氏の本。タイトルから見てちょっと胡散臭いですが、中身は実践に基づいているのでちゃんとしてます。いま、視覚に基づいたスマートフォンやパソコンなどで情報を摂取して、過去や未来も伝聞で形作られるようになっていますがそれにおいて、なんの防御も身につけていないのが現代人です。この本を読んでいくうちに、うさんくさいのはマスコミ、主導してしゃべるインフルエンサーだったんだ…!と思えて来ます。
こちらの本だったかわかりませんが、時間は過去から未来に向かってではなく、未来から過去に流れているという話やら、目から鱗が落ちるような話がたくさんありました。


今話題のひろゆきさんの本。なんとなく食わず嫌いの方が多いと思われますがわたしは、きちんと仕事をしてる人で、ネットの株取引をしてる一部の界隈とは違う人なんだなと思いました。映画や漫画をについて人一倍読み込みそれについて語れるなど自分の強みを特化ししごとに繋げていく…などなど。だから別に人の揚げ足を取る仕事をしてるわけじゃないんですって。

新しい仕事のやり方はホリエモン達が提唱するみたいに好きな時間で、好きなことを…こんなふうに変わっていくんでしょうか?