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本のことを書いてあるブログ

ラノベのことを考えて、ラノベをつくるについて考えてみた

ラノベのこと

 

※今回のブログは、まじめな話ではなく話半分の箸休め的に読んでみてください。

 

ラノベ」というものを長い間よく知らなかった。多分ラノベを見ながらも通り過ぎることはよくあって、その度にあの扉絵に取っ付きにくさを感じていたような気がする。ラノベ…というと、なんとなくイメージ的にオタク男子の好きそうなファンタジー要素だったり、二次創作、ありえない設定のものが多いような気がしていたけれど、最近はそれもいろいろなものがある事を知った。先ず

 

ファンタジー

これは、大まかに例を出すとするなら転スラ(転生したらスライムだった件)のようなもの。異世界、ゲーム、ファンタジー要素が強く、ゲームの設定や一時期ブームで広まったアニメの設定の似たようなのを使っていたりするのでどこかで見たことのあるようなのが森羅万象くらいあるのだと思っても良い。ボケ→ツッコミやキャラ同士の痴話じみた会話などももともとある傾向の構文を使いまわししていることが多いので、その世界に浸っていたいとかなり積極的に思っている人でないとちょっとした拒否反応が起こると思う。わたしの思うに、これを買いもとめていたい人は意外と恋愛体質なのではないかと感じでいる。

 

女性向け

ハーレクイン、少女漫画などの恋愛要素高めのライトノベル。これは漫画が文章になったようなテイスト。

 

少年漫画系

ありました!「ありふれた構文」を使っていないものも、探せばあります!これは少年漫画を字にしただけだよね?というようなやつ。けどこれを突き詰めていくとハリーポッターみたいな感じで児童書コーナーの方に移動してしまったりする。

 

小説みたいなもの

 

この間まで読んでいた「ビブリア古書堂の事件手帖」、読書メーターの中では「ライトノベル」のくくりの中に入っていた。なんと、あれは、広義の意味でのライトノベルだったのである…メディアワークス文庫みたいなけっこう新しい系の出版社から出ている、ちょっと軽めの小説がもしかしたらここに入るのかもしれない。けど、「ちょっと軽め」って何よ?そんなこといったら○○だって、○○だって…

な〜んちゃって!!⊂( ˆoˆ )⊃

 

 

今日、こんなことを書いたのはべつにラノベをディスりたくてしたのではない。今日も小説を読んでいたわたしだけれど、名だたる小説書きの人たち、こんなにライトノベル分野が活発化しているいま、ちょっとまじめに、本当に面白いライトノベル書いてみたいとか思ったりしないのかな…と考えたのであった。

とにかくその辺のことは、ラノベ、もしくはアニメ、少年漫画系を見ていると勝手にアイディアとも付かない疑問みたいなもんがけっこう生まれてくる。例えば、妖怪ウオッチの設定もっとああすればいいのに…とか、ポケモンをもっとドラえもん的にしたらいいのに…とか、パズドラはもっと真剣にすればいいのに…とか、そういうのを考えてたら「あれ?!これ、書けるんじゃない?!」と思えてきたりするんである。

そこで、わたしは考えてみました!いま少年たちの見るアニメで使い回されているのはとにかく、「バトル」。バトル要素は欠かせない。何かよくわからないが「集めて」→「戦う」みたいなのは結局、ガチャを推奨したいだけなので「集める」は省くとして、「戦う」というのは古今東西で使われて来た設定である。古くは、道場で親無しで育てられた為とか特に理由はないが武士を目指すためだとか、強いられる➕アイデンティティの飢えのような形があったのである。で、それから必要なのがドラえもんのような「サブキャラを育てる」みたいな部分。ある日、少年がそういうキャラを拾い→天下一武道会を目指す、みたいな設定。

「そんだけかい。そんなもん、ありふれてる」と思ったかもしれませんが、設定はありふれたもので構わないのだと思います。ようは、ストーリーのオリジナリティとリアリティ、キャラのオリジナル感さえあれば、売れるかどうかはわからないけどとにかく、面白いものはできると思います。

 

候補①)キャラを拾うと、そいつは異世界の王がこぼした卵だった。それを育てていたら、天下一武道会から招待状が届いた。

 

とにかく、自分の場合バトルの目的設定をかなり明確にしておきたい。結局、毎話作っていく上ではそれが全てのストーリーに繋がる源流となるはずだからである。

つまり、主人公は戦いたくないのに戦わされる、というベースがあるはずである。仮面ライダーは改造人間だし、ウルトラマンもいろいろあって3分しか持たない。そういうやつ。

1、バスケットがかなりうまかったのに、朝起きたら小学生レベルになっていた

2、戦うと頭が悪くなる

→この間ジャンプで、「技を出すたびに一つ物忘れする」っていうやつがあって、ギャグ漫画だったけど面白かった。このように設定は厳密にした方がストーリーが生まれやすい。

3、異世界ものにするが、設定を厳密にしてみる。

異世界を、タイムマシンのように「のびたの机の引き出し」からしか発動できない、とかにすれば良い。

問い①よりもっと、複雑にしてみるとどうなるのか?

雨の日にーとか、友達がいなければ無理ーだとか。「人数が揃わなければ無理」とかも何か良さげな感じ。

 

問い②単純化するー例、スマートフォンから繋がれる

絶対にダメ。迷ったら、「今は良くても三十年後通用するか?あなたのベースを知らなくても読んでもらえるか?」を起点としてみる。

 

以上の設定あまり良くないけど、あとは「戦うと何か一つ失う」みたいのは憧れの設定だったりする。戦いものなのにここで壮絶に綺麗なメロディが流れ出した…みたいなイメージ。

「何か」というのはいのち、もしくは時間、そういうのはドラマになるけど、例えばティッシュだったり毛髪にしてみたりするとギャグ漫画になる。

 

この辺で何も出なくなって来ました。もし、もっと真面目に作りたいと感じるときは、しつこくこの後の入浴、寝る前にも考え、とにかく練って練って練りまくります。今の自分はそれがけっこう面倒くさいと感じる時点にいる。

 

そこがよくない。終わりです。